お客様インタビュー vol.03

日本政策金融公庫の創業融資を利用して独立開業された横浜市港北区のライフサポートにこまる 代表 沓掛様

こんにちは、行政書士サポートオフィス横浜の代表、安藤優介です。
今回ご紹介させていただくのは横浜市港北区で独立創業(ハウスクリーニング業)された「ライフサポートにこまる」の代表 沓掛(くつかけ)さまです。

沓掛さまからご許可をいただいた上で、独立の経緯から日本政策金融公庫(日本公庫)の融資獲得、開業に至るまでの過程をインタビュー形式で詳しくご紹介させていただきます。

※インタビューは公正を期すため、専門の会社に行っていただきました。

 

沓掛さまと安藤行政書士

独立開業の経緯
「20代の頃からの私の願望。50歳を過ぎたのでラストチャンスと思い。」

よろしくお願い致します。まずはご依頼の概要からお聞かせ下さい。

沓掛さま

清掃業での独立開業にあたって、公庫(日本政策金融公庫)から300万円 ほど融資していただきました。個人事業です。安藤先生にはその融資を受ける為 のサポートをお願いさせていただきました。
ウチはちょっと変わってまして、エアコンのクリーニング、風呂釜の配管洗浄、ベッドのマットレス洗浄、この3つに特化したお店です。一般宅向けですね。
それ以外の事はお客様からご要望があれば、ハウスクリーニングであったり、便利屋さん的なことであったり、自分のできる範囲で対応します。

なぜ独立を?

沓掛さま 願望自体は20代の頃からありました。でも子供が3人いて、どうしてもお金が掛かって中々資金が貯められなくて。ようやく子供も独立して資金も少しずつ貯められるようになったので。
そうは言っても年齢が50を超えてしまったので、あと5年も自己資金貯めてると体が言う事聞かなくなりそうでしょ。なので「今しかない。ラストチャンスだ!」と思って独立を決断しました。現在52歳です。

業界でのご経験は?

沓掛さま 純粋なお掃除屋さん歴は5年ほどです。なのでお掃除一筋というワケではありません。
ドライバー、家具や家電の配達、産業廃棄物関係、便利屋さん、電気工事会社でエアコンの取付とかもしてました。
独立願望あったので色々と経験しておきたかったんですよね。
借り入れが必要になったワケ
「自己資金だけでは足りなかったので。」

なぜ借り入れされる事に?

沓掛さま

計算したら資機材費だけで100万円以上必要で、それ以外に軽のワンボックスカーも必要だし、自己資金の100万円だけでは足りないなと。
最低限30万あればハウスクリーニング業は始められますが、ウチで扱う風呂釜配管洗浄とかマットレス洗浄の機械に結構お金が必要だったんです。
となるとドコからか借りないとイケナイでしょ。
前の会社は既に退職してましたので、早く開業しないと蓄え無くなっちゃいますからね。
なので1日も早く開業資金を借りたかったんです。

まず何から始められましたか?

沓掛さま

銀行は審査が厳しい部分があるので「公庫からお借りできないかな?」と思って、ネットで色々と調べました。
「まずは公庫にチャレンジ、それでダメなら銀行で。」と考えてましたね。

おや? なぜ公庫をご存知だったのですか?

沓掛さま

子供の教育資金を借りた事があったので、そもそも知ってたんです。
なので「事業を始める時の借入先としては銀行よりも借りやすい公庫」というのが頭にありました。

プロのサポートを必要としたワケ
「自力だと7~8割は落とされると知った。時間も無い。」

ご自身で書類を作って申込みしようとは思われませんでしたか?

沓掛さま 思ってましたよ。当初は安藤先生みたいなお仕事があると知らなかったので。
子供の教育ローンの時みたいに自分でやるのを前提に書類の書き方とか条件とか、「実際問題いくら借りられるのか? そもそも自分は借りられるのか?」みたいな事を調べてましたら、『自分で書類を揃えて公庫に行っても7~8割は審査に落とされる』ってどこのホームページでも書いてありました。
それ見て困ったなと。時間もないしなと。
それで更に調べたら「公庫の借り入れサポートして下さる所がある」と知りまして、それで安藤先生に辿り着きました。
他にも同様の事務所はありましたけど、安藤先生が私の自宅から1番近かったです
ね。それで一度話を聞いてみようと思いました。

それはいつぐらいのお話ですか?

安藤優介行政書士 お電話をいただいたのは4月22日。初回の無料相談にお越しいただいたのが4月29日、ゴールデンウィークの初日でしたね。
安藤先生に依頼を決めたワケ
「先生は公庫の担当者と面識があると分かったので、きっと良いだろうと。」

初回相談の時に業務依頼されたのでしょうか?

沓掛さま その場でお願いしました。「自分はこの仕事で創業したい。それにあたって資金を借りたい。何とか先生のお力をお借りして融資を受けられるようにしていただきたい。」とお願いしました。1回目の時に握手を交わしましたよね(笑)

依頼の決め手はございましたか?

沓掛さま 先生とお話しさせていただく中で、先生は公庫の担当者と何度も面識がおありであると分かりましたので、「自分1人で行ったり他の業者と行ったりするよりも、すでに顔が通ってる安藤先生の方がきっと良いだろう」という印象を受けましたので。
その時に先生が『私がお手伝いしても100% 審査に通る保証はありませんよ。』って正直にお話し下さったので、そういう部分でも信頼できるなと思いましたね。
まず何から始める?
「書類作り、資機材費などの見積りの収集、融資希望額の検討。」

公庫に創業融資を申し込むには何から始めるのでしょう?

安藤優介行政書士 ご持参頂いた資料を私の方で精査して、創業計画書とか、損益計算書とか、職務経歴書とか、そういった書類をお作りしていきます。
それと沓掛さまにはお見積もりの収集をお願いしました。融資希望額を決めるのに必要ですので。最初から300万という数字があったワケではありません。
購入される物の見積書ですとか、それ以外にも細々と必要になるモノですとか、全部集めて一覧で出していただきました。
沓掛さま 資機材費も全部細かく数字を出しました。全部で40~50点くらいあったと思います。
ハケ1個の値段まで出しましたね。車も車屋さんに行って中古車の見積もりを出していただいて。
安藤優介行政書士 後は損益計算してみて「運転資金を含めた総額で400万くらい必要」と分かりましたので、「融資希望額は300万」となりました。
自己資金が100万ありましたのでね。
書類は最終的に誰が書く?
「先生が上手に清書して下さいました。自分だけだとこうは行かない。」

他にはどんな事をされますか?

安藤優介行政書士 ちょっとした商圏分析もします。
沓掛さまのお仕事は対象がご高齢の方になりますので、「対象エリアの中に何名くらい高齢者がお住まいになられてるか」など私の方で調べます。
「見込みのお客様の母数はこれくらいの人数がいる」と示せれば、事業の可能性が公庫に伝わりますのでね。
それと単なるハウスクリーニングではなかったので、風呂釜配管洗浄の資料なども集めていただきました。
沓掛さま 『サービスに関する資料をキチンと揃えた方が有利。
資料をちゃんと集めて持って行けば審査に通る確率は上がる。』というお話でした。
やっぱり先生からこういったアドバイスがいただけるのは有難かったですね。
自分だけでやってたらこうは行かなかったでしょうから。

書類は最終的に誰が書く?

沓掛さま ざっくりと私の方で全部書きましたが、最終的には先生が上手に手直しして下さいました。イメージとしては原案を私が作って清書を先生がして下さる感じ。
まぁ実際問題、私が作った原案は箇条書きみたいなもんなんですよね。
細かい部分まで聞き取りして下さって、改めて書き直して下さったので物凄く助かりましたよね。「ここまでして下さるんだ!」って思いましたから。

書類や資料の準備にはどれくらい掛かりましたか?

安藤優介行政書士 ゴールデンウィーク中にあらかたやってしまいました。
当事務所は土日祝は通常営業ですし、実際問題GW中に新規の問合せは来ないので沓掛さまの件を一気に進めさせていただいた感じです。
実質2週間、GW明けには全て完成しました。
それで5月の13日に公庫さんに打診して持って行きました。
沓掛さま 早くて助かりました。この頃は私もずっとパソコンと向き合って、プリントして、インクがすぐ無くなるわ、用紙の補充はしなきゃイケナイわで大変でした(笑)
安藤先生が仲介するメリット
「事前に公庫さんが内々に書類に目を通してアドバイスを下さいます。」

出来上がった書類を公庫に持って行けば申込み完了?

安藤優介行政書士 いえ。書類は全部その日に公庫の方にお預けしますが、この時点ではまだ申込ではありません。
その場で正式に受理されてしまうとすぐ審査になってしまいます。
私みたいな立場ですと書類を持参した時に公庫の方が内々に目を通して下さって、「ここの金額がおかしい。この数字では無理。こういう風に直して欲しい。」みたいなアドバイスを公庫さんからいただけるんです。
それに基づいて書類を修正します。申込書も含めてお預けしてますので、書類に問題が無ければそのまま申込として受理されます。
ちなみに公庫さんに資料を持って行くのは私だけで、お客様にご足労いただく事はありません。

正式に受理されたら次は?

安藤優介行政書士 2~3日後に公庫さんから『大丈夫ですので進めましょう』と正式な受理のご連絡が来ました。
それで『面談はいつにしましょうか』という話になります。
面談まで進めたという事は、公庫さん的には「前向き」という事になります。
いざ公庫との面談
「事前に教えていただいた通りの事を聞かれたので、割と上手く話せました。」

面談はいつ? どこで?

安藤優介行政書士 面談は5月22日でした。沓掛さまと二人で公庫さんに行きました。関内にある横浜支店です。
通常ですと公庫の担当の方がお見えになって当事務所で面談していただくのですが、急いでたので我々の方から出向かせていただきました。

面談は緊張されましたか?

沓掛さま 椅子に座るまではね(笑)
安藤先生からは『聞かれた事に答えれば良いだけだから大丈夫。そんなに細かいとこまで聞かれないけど、仕事の内容だとか、過去に自分がやってた仕事だとか、集客はどうするのか、という事は聞かれると思います。』と伺ってましたので、その辺は自分でも予め準備してましたね。

実際どんな事を聞かれましたか?

沓掛さま 先生のお話の通りでしたね。『事業としてはどんな感じでやって行くんですか?ターゲットや集客はどのようにされるのですか?』とか、そういった部分を聞かれました。
風呂釜配管洗浄には食いついて下さってましたね。
それと『実際問題3つのメニューだけでは仕事にならないんじゃないか?』と言われました。
私としては「この3つのサービスを入り口にリピートのお客様から他のハウスクリーニングだったり、便利屋的な仕事だったり、出来る事は断らずに引き受けて伸ばす考えです。」とお伝えしました。割と上手く話せたと思います。
安藤優介行政書士 そういった事は書類上ではスペースの問題で2~3行程度しか書けないので、面談の時にその部分のご説明をするという感じですよね。

沓掛さまの営業車の中を拝見。新品のお掃除道具がビシっと収納されておりました

面談時の安藤
「隣に居て下さるだけで安心感が物凄く大きかった。」

公庫の担当者さんってどんな方でしたか?

沓掛さま 30代半ばの方で「結構若い方が担当なんだな」と思いましたね。
「きっと年配のキツイ人なんだろうな」と想像して行ったんですけど、とても感じの良いお兄さんでした。
安藤優介行政書士 銀行さんとかだとイメージ通りの人が出てきますよね。『揚げ足とってやろう』みたいな人ですね(笑)
まぁ、公庫さんでもそういう方はいらっしゃるかもしれませんが、私はいつもその方に担当していただいてます。
なので私を通していただければ、キツイ人に担当される心配はありません。
ただ、面談の時は基本的に私は口を挟みません。横に座っているだけです。
沓掛さま 隣にいて下さるだけで安心でしたね。万が一、上手く喋れなかった時はフォローして下さるでしょうからね。
「言葉が足りなかったりすれば、一言付け加えたりとかして下さるんだろうな」って。
なので同席して下さる安心感というのは物凄く大きかったですよね。
融資が決まった時の喜び
「本当にホっとしました。安心しました。これで開業に向けて動き出せる。」

結果はどうでしたか?

安藤優介行政書士

1週間ほどして公庫さんから連絡が来ました。満額回答でした。
私を通して申込した場合は私に連絡が来るんです。まぁ、私としては大丈夫だろうなとは思ってましたけど安心しましたね。
それですぐに沓掛さまに吉報のお電話を差し上げました。結果が出たのは5月30日でしたね。

沓掛さま 先生からのご連絡を待ってる間は心配で生きた心地がしなかったですよ。
「公庫が通らなければ銀行しかないなぁ。厳しくなってくるなぁ。どうやって展開して行けばいいかなぁ」って。
駄目だった時の事も考えておかないとですからね。

結果を聞いた時のお気持ちは?

沓掛さま 本当にホっとしました。安心しましたね。通って良かった。「これで開業に向けて踏み出せる。動き出せるぞ!」って。
ただ… 結果のご連絡を下さった時の安藤先生の電話のトーンが微妙だったんですよ。
着信見て安藤先生だったので「これは結果が出たな」と緊張して出たんですけど、いつも通りの先生の電話のトーンだったので、「これはひょっとしてダメだったんじゃ?」と思って(笑)
そしたら『OK出ました』という話で。「だったらもっと明るいトーンで電話してよ!」って思いましたね(笑)いつも先生は電話のトーンが一定ですよね(笑)
安藤優介行政書士 私としてはいつもより明るくお電話差し上げたつもりだったんですけどね(汗)
安藤先生に頼んでみての感想
「ホームページに書いてあった以上の事をしてくれた。先生のお陰で開業できます。」

安藤先生にご依頼されていかがでしたか?

沓掛さま 首尾よく融資が受けられて大正解でしたね。
私が当初想定してたよりも多くの金額が借りられましたし、物凄く細かくアドバイスくれて、ホームページに書かれてた以上の事をして下さいましたからね。
「いや~、ここまでやってくれるんだ~。」って感激しましたね。
安藤先生に依頼して本当に良かったです。

「ここまでやってくれる」とは、例えばどんな事でしょう?

沓掛さま 職務経歴書の書き方とかですね。
普通だと職務経歴書って勤めてた会社や職務内容を箇条書きするだけだと思うんですけど、例えば電気屋さんに勤めてた時の事を詳しく聞き出して下さって、エアコンの取付の経験を今後の事業に役立つような感じで表現して下さったりとかですね。
本当に親身になって色々と一緒に考えて下さったんで。物凄く助かりましたね。
なので今後、公庫融資を考えてる人がいたら「自分が開業できたのはこの先生のお陰なんだよ」と言って安藤先生を紹介したいと思いますね。
まぁ今のとこそういう人は周りにいないんですけど(笑)
融資が一段落して思う事
「事業を続けるにあたって色々と相談に乗って貰える先生と知り合えたのは大きい。
 今後もお付き合いいただければなと思います。」

最後になりますが、安藤先生にメッセージをお願いします。

沓掛さま

まずは事業を軌道に乗せる事が先決ですが、将来的には法人化も目指してます。人も増やせたらいいですよね。
将来的に便利屋さん的な部分で産業廃棄物とか古物商の許可が必要になるかもしれません。
許認可とか法人化の手続きも先生の方でされてますでしょ。
事業を行っていく上で行政書士の先生のお世話になる場面は何かしら出てくると思うので、知ってる先生がいるのは大きいですよね。
色々と相談事も乗っていただけますし。
嫌われないように今後もお付き合いいただければなと思いますね(笑)

沓掛さまの営業車の中を拝見。新品のお掃除道具がビシっと収納されておりました

沓掛さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。
事業のご成功を心よりお祈りさせて頂きます。

 

今回ご依頼いただいた業務

創業融資(資金調達)支援

  • 行政書士報酬:150,000円(融資実行額の5%、消費税・実費込み)

 

詳しい業務内容

お問い合わせ~ご相談

  • ハウスクリーニングについての情報収集(インターネット・本)
  • ハウスクリーニング・便利屋開業にあたって必要となる資金の調査
  • 資金調達の全体像、創業融資のポイントのご説明
  • 聞き取り(事業内容、キャリア、売上・利益計画など)
  • (この時点での)融資可能性の確認・ご説明

受任後

  • 必要となる書類の確認、ご指示~書類の精査
  • 下書き書類のお渡し、アドバイス
  • 開業地を中心とした商圏の簡易調査
  • 事業計画書の検討、アドバイス
  • 損益計画の検討、アドバイス
  • 利益増額計画の検討、アドバイス
  • 継続的なご相談、アドバイス

書類作成

  • 創業計画書、職務経歴書、損益計画書 など

事務手続き代行(日本政策金融公庫)

  • 日本公庫ご担当者へ書類一式の持参、内容説明
  • 日本公庫ご担当者との連絡取り次ぎ、追加書類の送付
  • 日本公庫ご担当者との面談時の同席

融資決定後

  • 融資金の振込先口座のアドバイス
  • 預金口座開設のお手伝い(信用金庫へ連絡、取り次ぎ、同行)
  • 契約書類一式の確認~日本公庫へ提出の代行 など

 

◆インタビュー年月日:令和元年6月28日(金)
◆インタビュー場所 :行政書士サポートオフィス横浜
 ※本紙記事の内容は、全て取材時点での情報です。

 

 

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