金融・資金調達タイムリー情報 2018年12月号

資金調達・金融トピックス

銀行貸出金、86か月連続で前年同月上回るも 平均借入金利は10年連続低下、経 営環境厳しく

moneyzine 2018/11/24  
<概要>
・2017 年度の平均借入金利は前年度から0.09 ポイント低下して1.33% となり、2007年度の2.21% から10 年連続で前年を下回った。
・都道府県別の平均借入金利が最も低かったのは「愛知県」の1.10%( 前年度比0.11ポイント低下)で、以下、「香川県」( 1.11% 同0.10 ポイント低下)、「岐阜県」( 1.17%同0.13 ポイント低下)、「埼玉県」( 1.19% 同0.11 ポイント低下)、「大阪府」( 1.20%同0.10 ポイント低下) が続いた。
・平均借入金利が最も高かったのは「秋田県」の1.77% ( 前年度比0.07 ポイント低下)で、以下、「沖縄県」( 1.68% 同0.10 ポイント低下)、「島根県」( 1.68% 同0.05 ポイント低下)、「山形県」( 1.65% 同0.10 ポイント低下)、「大分県」( 1.63%同0.02 ポイント上昇)いた。

日本公庫、中小向け協調融資倍増

共同 2018/11/26  
<概要>
・中小向け協調融資の実績は17 年度上半期は約1600 件だったが、18 年度は3600件超に増えた。中小向け以外の融資を含めても、1 万5 千件超と約1.4 倍に増加。金額は総額約5700億円で前年同期の3722 億円から拡大した。(3800万円/件)

埼玉県信用保証協、保証承諾額11%増 4~9月

日経 2018/11/26  
<概要>
・埼玉県信用保証協会がまとめた2018 年4~ 9 月期の事業実績によると、保証承諾の総額は前年同期比1 1%増の1426 億円だった。2018 年春に始めた金融機関との協調保証の利用が多かったほか、創業保証や小規模事業者向け保証などが伸び、総額を押し上げた。
・同協会は今年度、協会の保証が付かない金融機関の「プロパー融資」と協会の保証付きの融資を組み合わせることで、企業の保証料負担を軽減する新たな協調融資保証制度を創設した。

AI 判断基準の7原則で混乱回避、普及を促すことに

FISCO 2018/11/27  
<概要>
・政府は人工知能(AI)に関する7 原則をまとめる。AIが物事を判断する際、その企業に説明責任を求めるのが柱で、AIの判断基準を示し、金融機関の融資など、過程が分からない状態をなくす。この原則をもとに法整備を進め、外国企業が日本で活動する時の混乱を回避する。
・政府の「人間中心のAI 社会原則検討会議」( 議長・須藤修東大教授) が7原則を定めて12 月に公表し、来年6 月に大阪で開くG20 首脳会議で参加国に呼びかける。
日本政府が作るAIの7原則は、
(1)AI は人間の基本的人権を侵さない
(2)AI 教育の充実
(3)個人情報の慎重な管理
(4)AI のセキュリティー確保
(5)公正な競争環境の維持
(6)企業に決定過程の説明責任、
(7)国境を越えたデータ利用の環境整備

「ICO」、個人投資家の勧誘制限= 仮想通貨規制、金商法改正へ― 金融庁

時事 2018/12/1  
<概要>
・来年の通常国会に金融商品取引法、資金決済法の改正案の提出を目指す。
・ICO は、実施企業がインターネット上で事業計画を提示。投資家から円やドルの代わりに「イーサリアム」など既存の仮想通貨を募り、投資家は「トークン( デジタル権利証)」と呼ばれる企業が独自に発行した仮想通貨を受け取る。
・ICO は、国内事例は少ないが、ベンチャーや中小企業にとって低コストの資金調達手法として期待されている。ただ、海外では、ずさんな事業計画に基づく詐欺的な案件も多く、米企業調査では、約8 割が詐欺的だった。

日本公庫、新潟県内の創業融資額16%増 4~9月

日経 2018/12/5  
<概要>
・日本政策金融公庫の新潟県内4 支店で2018 年4~ 9 月の間に貸し出した創業向け融資は、企業数が145 と前年同時期に比べて約10%増えた。融資額も8億6400万円で同16%増加するなど好調に推移した。(596万円/件)

売上予測で即時資金提供「YELL BANK」登場ーー小さな経済を回すBASE、新たな仕組みとなるか

THE BRIDGE 2018/12/6  
<概要>
・コマースプラットフォームのBASE は12 月5 日、ファクタリングサービス「YELL BANK」を開始した。YELLBANK の提供はBASE100%子会社のBASE BANK が開発、運営を手がける。
・利用できるのはBASE を利用しているショップオーナーで、管理画面に追加された資金調達ページに提示される3 種類の調達額を選択し、規約に同意すれば管理画面側に表示される振込可能額にその金額が追加される。振込申請をすれば登録口座に振り込まれる仕組み。

金融庁長官、行政方針への形式的追従をけん制= 名古屋で説明会

ロイター 2018/12/6  
<概要>
・長官との質疑応答では「担保・保証に依存しない融資を目指しているが、実態はなかなかそうもいかない」( 愛知県中央信用組合の杉本泰伸理事長)といった指摘が出た。
・遠藤長官は「われわれは形式的に担保・保証に依存するなとは言っていない。融資で担保・保証を取る場合には、どういう位置付けで取るのか意識しながらやって欲しいということだ」と述べた。

オリックス系、個人事業主にAI融資 ネット完結、無担保で

日経 2018/12/10  
<概要>
・人工知能(AI)が審査するオンライン融資を手掛けるアルトア(東京・千代田)は10日、個人事業主に融資対象を広げたと発表した。
・同日からサービスを始めた。弥生の会計ソフトウエアを使っていれば無担保・保証人なしで借り入れできる。融資上限は300 万円で金利は2.8~14.8%、返済期間は最長12カ月。いずれも法人と同じ条件とした。
・昨年12 月の事業開始からの累計融資額は4 億円超、延滞案件は1%程度という。

北海道のソーシャルビジネス融資、4~ 9月は13%増

日経 2018/12/12  
<概要>
・日本政策金融公庫が発表した2018 年4~9月期のソーシャルビジネス関連の融資件数は、前年同期比13%増の316件だった。介護・福祉事業者向けが5%増の251件と全体の8 割を占めた。民間金融機関との協調融資も24%増の36件となった。1あたりの融資は小口化しており、融資額は17%減の19億円だった。(601万円/件)

北陸の創業融資18億円 日本公庫、今年度上半期

北國 2018/12/13  
<概要>
・今年度上半期の北陸三県の創業融資実績は、件数が前年同期比3.5%減の274件、金額が14.0% 減の18億7400万円だった。1件当たりの開業資金が比較的少ないサービス業の割合が高まったことなどが影響したものの、高水準を維持した。( 684万円/件)
・美容業、理容業、エステティック業の増加が目立った。
・業融資全体のうち、民間金融機関との協調融資は34.0%増の59件に伸びた。

 

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