お客様インタビュー vol.05

日本政策金融公庫で開店資金を調達された横浜市港北区の「すし知気」宮川 知也様

こんにちは、行政書士サポートオフィス横浜の代表、安藤 優介です。
横浜市港北区で飲食店「すし知気(ちりき)」を開店された宮川 知也(みやかわ ともや)さまです。

当冊子では宮川さまからご許可を頂いた上で、資金が必要となった経緯から日本政策金融公庫(公庫)の融資獲得、開店に至るまでの過程をインタビュー形式で詳しくご紹介させて頂きます。

※インタビューは公正を期すため、専門の会社に行っていただきました。

 

宮川さまと安藤行政書士

独立開業の経緯
「勤めていたお店が新型コロナの影響で閉店する事に。」

よろしくお願い致します。まずは独立開業の経緯からお聞かせ下さい。

宮川さま

はい。以前は新横浜駅近くの「すしやの河岸」というお店で社員として板前・店長をしてたんです。でも新型コロナの影響で社長が『店を閉める』と。閉店が決まったのが閉店の1ヵ月前だったんですよ。それで社長に『で、お前どうするの?』と言われまして(笑)僕に言わせれば「あと1ヵ月で閉めるってどういうことだ!」と(笑)それで「どうすんだ、どうすんだ~」ということになりまして。

職場が閉店されてしまわれたと。でもなぜ独立を?

宮川さま 自分で言うのもアレですが、板前は引く手あまたなんですよ。なので別のお店で働くことも出来たのですが、昔っから「いつか自分の店を持ちたい」という夢を持ってまして、以前のお店の常連さん達も背中を押して下さったので自分の店を持つ方向に傾きました。
独立開業に向けてのハードル
「お金の算段です。自己資金は200万だけでした。」

独立開業にあたってまず何を?

宮川さま 奥さんに相談ですよね。そしたら『元々お店やりたかったんだし、やったらいいんじゃない? もう48歳で先も長くないんだからラストチャンスだよ』と賛成してくれました。『ただし、お店が始まったら手伝うけど、開店までは全て自分でやって下さい。それまでは何も手伝わないから』と言われてしまいました(笑)

奥様の賛成を得られて、次にされた事は?

宮川さま お金の算段ですね。お店を始めるにしても200万しか無かったので、自己資金だけではとても無理でした。なのでまず考えたのは「お金を借りられるのかどうか?」。でも「借りても返すのかなり難しいだろうな」と(笑)自宅を2~3年前に購入したので住宅ローンもあるんですよ。家のローンは30年だから返し終わるの80歳じゃないですか。まぁ言い方悪いですけど「死んじゃえば終わりかな」と(笑)でも今にして思えば勤め人の時に家を買っておいて良かったです。今だと自営業者だから絶対に住宅ローン組めないですもんね(笑)
資金調達にあたって専門家のサポートを必要としたワケ
「1度審査に落ちてしまうと半年間申込みが出来なくなると聞きまして。」

資金調達にあたってまず何を?

宮川さま 公庫の融資を手伝ってくれる専門家さんに相談ですね。実は10年前にも「自分でお店を開こうか」と思って公庫に1人で出向いたことがあったんです。申込みまではしてなくて、ただ相談に行っただけですけどね。なので「借りるなら公庫」というのは最初から頭にありました。

ご自身で公庫に融資申込みされる事はお考えになりませんでしたか?

宮川さま 考えませんでしたね。『1度審査に落ちてしまうと半年間申込みできなくなる』という話を聞いていたので「僕はどなたかに相談して確実に借りよう」と思いました。飲食業界の人って私みたいにノリが軽い人が多いから、自分1人で公庫に行っちゃう人は多いみたいですよね。『行けば借りられるだろ』くらいの感覚で行って、それで落とされる人が多いみたいですよ(笑)

インタビューは宮川様のお店「すし知気」にて行わせて頂きました。

最初の相談先
「知人に紹介された税理士さんです。でも自分の報酬の事ばかり言う人でした。

最初はどなたに相談されたのですか?

宮川さま 最初は知人に紹介された税理士さんですね。でも何かシックリ来ないと言いますか。安藤先生みたいに親身に話を聞いてくれませんでしたし、『手数料がどう』とか自分の報酬の事ばかり言う人で「この人は違うな」と。それで自分でネットで調べて「認定支援機関」の資格を持ってる税理士さんに相談してみました。当初は知らなかったのですが、調べるうちに『公庫で借りるなら認定支援機関の助けがあった方が良い』と知ったんです。でもやっぱり手数料とか自分の事しか言わないし「何か違う」と。電話だけで終わったのが1人、実際にお会いしたのがもう1人でしたね。その後に安藤先生に辿り着きました。
安藤の印象
「電話での物腰が柔らかく、ちゃんと話を聞いてくれそうだと思った。

安藤先生をどのようにして見つけられたのでしょう?

宮川さま 安藤先生もネット検索です。「認定支援機関の資格を持ってて、かつ近くの人」ということで安藤先生のHPが出てきました。でも僕が少し引っかかったのは先生の資格ですね。「認定支援機関」は普通だと税理士さんか会計士さんが持つ資格でしょ。行政書士で「認定支援機関」を持ってる人がほぼ居ない。でもHPのお顔を拝見したら「面白そうな人だな」と。あ、面白そうとか言っちゃダメか(笑)「何かいい感じだな」と思いましてすぐにお電話させて頂きました。 電話の対応も物腰が柔らかくて優しい感じでした。「話をちゃんと聞いてくれそうだな」と。電話で先生にお伝えしたのは、「お店を始めたい。場所も決めてる」くらいですね。そしたら『まずはお会いして詳しいお話を聞かせて下さい』ということになりました。電話した翌日にはお伺いしましたね。

安藤先生に相談されたのはいつ頃の話でしょう?

宮川さま 去年(令和2年)の8月20日ですね。前のお店が閉まったのが8月16日なので4日前まで働いてました。閉店後は税理士さんに相談したり、ネット検索して電話したり、散々右往左往して安藤先生を見つけて、すぐ電話してすぐお伺いしました。
ご相談の内容
「自己資金200万で、1000万借りられるでしょうか?」

初回の相談ではどのようなお話を?

宮川さま 「自己資金が200万なのですが、1000万借りられるでしょうか?」と。お店として借りる場所は以前のお店の常連さんに相談したら良い場所がすぐ見つかったんですよ。その場所を借りるのに500万。2ヶ月分の家賃で100万、プラス保証金8ヶ月分で合計500万。あとは改装費用として300万くらい?改装費用もこれまた以前のお店の常連さんに相談したら『だったら300万で作ってあげるよ』というお話を頂きましてね。物件を借りる500万、改装費用の300万、運転資金も必要ですので「1000万くらいあればいいのかな?」という非常にザックリとした見積りです(笑)

安藤先生、宮川さんの融資希望額は現実的でしたでしょうか?

安藤行政書士 流石に「自己資金200万で融資1000万は厳しいな」と思いましたね(笑)一般論として融資希望額の半分くらいは自己資金を持っていないと難しいです。しかも1000万というのは公庫さんの支店決済の限度額でもあるんです。公庫さんも好き好んで限度額目一杯まで融資されませんからねぇ。
宮川さま 安藤先生も僕の話を聞いてビックリしたと思いますよ。『これはとんでもなく面倒臭い話に関わってしまったな』って思われたんじゃないかな(笑)

初めて足を運ばせて頂きましたが素敵なお店になっていました。

上手にお話する事はできましたか?

宮川さま 職業柄、喋るのは心配してませんでした。でも公庫さんが書類をめくる度に「それはですね」と僕が説明しようとすると、『そういうのはいらない』と言われ(笑)『聞かれた事にだけ答えて』という事だそうで。「アピールした方がいいかな?」と思って喋ろうとすると全部却下(笑)名刺ファイルも持参してたので「僕にはこんなに沢山のお客さんが居ますよ」とアピールしたかったですが、全く見て貰えず(笑)そしたら公庫さんが返済利率の話を始められまして、『一括1000万でなく、800と200に分けた場合の利率はこうなって…』みたいな。「急に何の話?」と思ってポカンとしてましたら、『安藤先生を呼んでくれ』と。
安藤行政書士 公庫さん的には貸す方向でお考え下さっているようでした。返済利率の話が少し難しかったので私が呼ばれた感じです。
宮川さま やっぱり先生が一緒に居て下さったのは心強かったですよ。わざわざ来て頂くには少し遠かったですけどね。非常にありがたかったです。

何でもオープンにお話下さる宮川様。

審査の結果
「満額の1000万、融資決定しました。やったー!でした。」

面談の手応えはいかがでしたか?

宮川さま 面談帰りに先生と「思ってたよりいい感じでしたよね」という話をしました。アチラから返済利率の話をしてこられましたし。僕は楽観的でスーパーポジティブなんで「大丈夫、お金は借りられるでしょう」と思ってましたけどね(笑)ただ、面談で800という数字が出てたので「もしかしたらそのラインかな?」とも思いましたね。『それならそれで次の手がある。足りない分は銀行から融資を受けましょう』と先生が仰っていたので。そこも心強かったですよね。

審査の結果はいかがでしたか?

安藤行政書士 2週間後くらいに私の方に公庫さんから電話を頂きました。ビックリ満額回答、1000万OKでした。嬉しくてすぐに宮川様に電話しました。
宮川さま 「満額やったー!」でしたよね(笑)でも周りからは驚かれました。『お前すごいね。どうして借りられたの? どんな手を使ったんだ?』みたいに色々な方から言われました(笑)「サポートに入って下さった行政書士の先生が凄いんだよ」と答えましたけどね。
安藤行政書士 いえいえ。宮川様のご経歴とご経験が評価されたんだと思いますよ。
開店に向けて
「改装費が膨らみ資金が…。でも先生のお陰で300万の追加融資を受けられました。

後はオープンに向けて準備ですね。

宮川さま はい。公庫さんからは12月3日に入金して頂いてすぐに物件を契約したのですが、工事で一悶着ありまして(笑)当初予定してた建築屋さんがコロナになり、代わりにご紹介頂いた建築屋さんもコロナになり、それで更に別の建築屋さんをご紹介頂いて、工事開始は結局12月の28日に。年内オープンは諦めざるを得ませんでしたね。それと改装費用が膨らんでしまい、お借りした1000万がペロンと無くなってしまいました(笑)運転資金が無くなってしまったので、安藤先生から信金さんをご紹介頂いたら300万を追加でお借りできました。

え? 銀行さんがそんなに簡単に貸してくれたのですか?

宮川さま ビックリするほどスルっとお借りできました。先生の顔と言うか日頃のお付き合いなのでしょうね。先生と一緒に「お願いします」と申込み書類を持って行っただけなのですが、1ヵ月後くらいに『入金しますね』と連絡ありました。
安藤行政書士 私の顔ではありませんよ。『公庫さんで1000万借りることが出来た』という実績が大きいですね。
宮川さま 飲食業界の人間が自分だけで銀行に行って『金貸してくれ』なんて言っても冷たくあしらわれる事が多いと聞きますからね。自動車ローンを組むだけでもウダウダ言われるらしいですよ。やっぱり流石は先生ですよ。
最後に一言
「安藤先生のお陰で無事にオープンできました。本当にお世話になりました。」

最後になりますが、安藤先生の良いと思われる点をお聞かせ下さい。

宮川さま 安藤先生の良い所は、表に出さない綿密さと、意外とアバウトな感じ?(笑)でも綿密さはたまに目に現れてましたよ。満額融資が受けられて、信金さんからも300万の追加融資が受けられて万々歳です。安藤先生に決めた僕のインスピレーションは間違ってなかったですね。なので周りの人達に何度も「僕は凄い先生のお世話になったんだよ」って言ってますよ。時間は掛かりましたが、お陰様で無事にお店をオープン(令和3年1月20日)できました。安藤先生には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

インタビューを終え、最後に記念撮影をさせて頂きました。

宮川さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。
お店のご繁盛を心よりお祈りさせて頂きます。

 

今回ご依頼いただいた業務

創業融資(資金調達)支援

  • 行政書士報酬 650,000円(融資実行額の5%、消費税・実費込み)

 

詳しい業務内容

お問い合わせ~ご相談

  • 飲食店(お寿司屋)についての情報収集(インターネットで)
  • 開業にあたって必要となる資金の確認
  • 資金調達の全体像、創業融資の流れ、ポイントのご説明
  • 聞き取り(事業内容、キャリア、売上、利益計画など)
  • (この時点での)融資可能性の確認、ご説明

受任後

  • 必要となる書類の確認、ご指示~書類の精査
  • 書類作成のための聞き取り
  • 下書き書類のお渡し、アドバイス
  • 開業地を中心とした商圏の簡易調査
  • セールスポイント(強み)、販売ターゲットの確認
  • 事業計画書 損益計画書の検討、アドバイス
  • 神奈川県生活衛生営業指導センターへの連絡、確認
  • 日本公庫ご担当者との面談対策、アドバイス
  • 継続的なご相談、アドバイス

書類作成

  • 推せん書交付願(神奈川県生活衛生営業指導センター)
  • 創業計画書 ・職務経歴書 ・損益計画書書
  • 新型コロナ対策について など

事務手続き代行(日本政策金融公庫)

  • 日本公庫へ書類一式の送付、連絡代行、面談時の同席

融資決定後

  • 融資金の振込先口座のアドバイス
  • 契約書類一式の確認~日本公庫へ提出代行
  • (信用金庫)預金口座開設の連絡代行、追加融資申込みの連絡代行
  • 継続的なご相談、アドバイス など

 

◆インタビュー年月日:令和3年2月23日(火)
◆インタビュー場所 :すし知気(ちりき)
新横浜駅北口から徒歩4分 横浜市港北区新横浜2-6-15 新横浜ビネスビル4F
 ※本紙記事の内容は、全て取材時点での情報です。

 

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